けーよーのブログ

どうでもいい話。

一瞬と永遠

『写真は一瞬を永遠にする』

これは僕の好きな言葉.そして信条.
そのときの人の顔の表情やそのときにしか見られない光景を収め,いつまでも思い返せる道具が写真だと思う.

しかし何かが足りない.
それは感情だと考えている.
感情は写真にはどうしても収まらない.感情は主観的なものであるから.
写真は我々にとっては「第三者の存在」であり,そのときの光景を客観的にしか捉えることができない.
同じ紅葉の写真であっても人によって感じ方は様々であり,撮影した人がその瞬間に抱いていた感情を他の人も抱くとは言い切れない.

ではその一瞬の感情を永遠にするのは何だろうか?
それが「歌」や「詩」であると思う.
その時に抱いた感情を誰かと共有したい・残しておきたいという気持ちが歌や詩となり誰かに伝わり,そして自分自身がそれを思い返すきっかけになり,永遠と残っていく.


『感情は一瞬,詩は永遠』

10月7日(土)上野公園であった詩のイベント「ウエノ・ポエトリカンジャム5」を観ていてふと思ったことである.

傘をささない話

雨が降っていても傘をささない.

理由は単純で,ただ面倒であるから.

折り畳み傘は,まずカバンから取り出すのに一手間かかる.
そのうえ電車に乗るときに,いちいちたたんで袋のなかにいれなきゃいけない.
あーめんどくさい.

手持ちのデカい傘だって,常に持ち歩かないといけない.
その日一日中片手がふさがってしまうじゃないか.
どこか傘立てにおいて,置きっぱなしにしてしまった暁には取りに帰らないといけない.
これまた,めんどくさい.

ずっとあまり傘をささずに雨のなかを歩いてきたから,雨の成分が体に染み込んでいるかもしれない.
雨マイスターの称号があるなら,受験資格は間違いなく満たしているに違いない.

周りからは「傘を持ってきてないのか?」と心配される.
傘をささないとハゲになる,だとか,濡れてカゼをひくぞ,だとか言われる.
無理もない話.
実際風邪をひいたことは割とあるけど.


ただのめんどくさがりで,反省しない男です.

映画が観れない

映画が好きではない.
むしろ嫌いであると言ってもいいかもしれない.

「ディズニー好きなのにアナ雪見てないの?!」
うるさい.

「映画を観ることで今まで自分の知らなかった世界を知ることができる.」
「ファンタジーの世界に入り込むことができる.」
わかっている.
間違いなくいいことづくしなのはわかっている.

だがその「自分が知らなかった新しい世界」というのが問題なのである.

仮に人類が滅亡してしまうというような映画があったとする.
SFあるある.
自分なら途中で映画館を抜け出す.
トゥモローランドという映画は,途中で見るのをやめた.
体が落ち着かない.
《もしこんなことが現実に起こりでもしたら…》と過度にネガティブな妄想ばかりする.
去年のシン・ゴジラなんて間違いなく観れないし,なんなら後生観ないほうが身のためである.

心配性、といったらそうなのかもしれない.
確かに心配性ではなければ,そんなこと起こるわけないと割りきれる.
こんなに何度も映画を観て後悔することなんてないだろう.

映画の内容を現実として捉えてしまう節がどこかにある.
人が3年の時を超えて入れかわったり,体をどこかにぶつけたらタイムリープしたり,暗黒面のボスだと思ってライトセーバー振り回した相手がパパだったなんて起こるわけがないのに,

人からこの映画いいよ!とオススメされてもこんなことがあるから気軽に観れない.


メリットは,映画代一回1000円強が節約できる.

人々が描いた「未来の世界」 -トゥモローランド(その2)-

トゥモローランドのBGM

ディズニーランドに限らず,ショッピングセンター,空港,果ては大学でもBGMは流れている.これまでBGMについて意識的に聞いたことがある,という人は少ないと思うが,いざ気を付けて聞いてみるとこの曲は何の曲だろうとふと考えてみたくもなる.「場所や時間帯によってBGMの種類を変える」というのは有名な話ではあるが,もちろんこのトゥモローランドにもそれに相応するBGMが流されている.

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人々が描いた「未来の世界」 -トゥモローランド(その1)-

はじめに

人々は"未来"に夢を描いてきた.○○年後にはこんな技術が登場しているだろうといつも夢を膨らませる.
…それを具現化したのが「トゥモローランド」だ.

最新技術を体感できるような物,普通では体験できない宇宙飛行のシュミレーション,さらにハイテクになった自動車の紹介…など,訪れるゲストに未来を身近に感じられる場所である.

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アウト・オブ・シャドウランド 見てみて抱いた疑問:メモ代わり ネタバレ注意

東京ディズニーシーでは7/9から新ショー「アウト・オブ・シャドウランド」が始まります.
先日プレビュー(公開リハーサル)が行われていたので観てきました.そこで抱いた疑問を何点か.

1. メイがシャドウランドに迷い込んだのは現実の話か,それともメイの空想の話か?
2. はじめにあったキャンプで大切なことの3つは,その後の本編にどう関わってくるのか?
3. キャンプでの引率者とユウが同じ人である(もしくはメイが同じ人だと勘違いした)のはなぜか?
4. なぜカゲドリはメイをシャドウランドに迷い込ませたのか?
5. なぜメイの得意な影絵がシャドウランドを崩壊させるカギとなったのか?
6. はじめに世界が蘇った時に出てくる花の衣装を着た人は何者なのか?